Pacemaker 1.1 Configuration Explained – (12)利用と配置ストラテジ

(12)利用と配置ストラテジ

 

Pacemakerのリソース配置は全ノードの割り当てスコアに基づき決定します。最も高いスコアのノードにリソースが配置されることになります。

スコアが同じ場合は、デフォルトでは割り当てリソースが少ないほうのノードを選びます。リソースの数が同じだった場合には、CIBに最初に記載されたノードを選びます。

通常、リソースごとに必要なシステムリソースは異なりますので、リソース数だけでシステム負荷を均一化することはできません。リソースを動作させるのに必要なシステムリソースがない場合には、リソースの起動が失敗するか、著しくパフォーマンスが落ちます。

そのため、これら要素を考慮してPacemakerを設定する必要があります。

  1. ノードのシステムリソース
  2. リソースが必要とするシステムリソース
  3. リソース配置に関する全体の戦略

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Pacemaker 1.1 Configuration Explained – (10)高度なリソースタイプ

(10)高度なリソースタイプ

 

グループ – 構文上のショートカット

クラスタを利用するうえで頻繁に必要になる要素として複数のリソースを一まとめにするリソースセットがあります。これは同じ場所でリソースを順番に起動して、停止する時にはその逆の順番で行うといった操作が行えます。

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DRBD9のdocker連携機能の紹介

DRBD9のDocker Volumeプラグイン

 

docker docsを見ると確認できるのですが、DRBD9はdockerのボリュームプラグインを提供しています。

Dockerはソフトウェアコンテナ内のアプリケーションのデプロイメントを自動化するオープンソースソフトウェアです。(docker自体の詳細な説明は割愛いたします)

dockerはストレージ利用については課題がありました。コンテナを停止すると、基本的にはデータがすべて消えてしまう点です。
一応dockerではホスト上のディレクトリをコンテナのストレージに使用することで永続的なストレージとする事が可能です。しかしこれではコンテナをこのホストとは別のホストで起動する際にはデータにアクセスができないなどデータ共有においては問題となります。また実運用するのであれば可用性を上げるためデータ冗長化もしておきたいでしょう。

そこで、Doker1.8以降ではVolumeプラグイン機能が提供されています。このVolumeプラグインとしてDRBDをご利用いただけます。本記事ではこのDRBD Dockerプラグインについてご紹介いたします。

本プラグインを使うことで、DockerコマンドでDRBDのボリュームを自動的に作成することが可能になります。

※DRBD8は未対応で、DRBD9からの対応となります。

利用イメージは以下のようになります。

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