DRBD領域のオフライン縮小方法

DRBD領域の縮小をしたいとき…

いったん確保したDRBDレプリケーション領域を縮小するということは、想定したくないニーズだと思います。しかしやむをえず縮小せざるをえなくなった場合、以下の説明にもとづいて正しく縮小できます。

外部メタデータを使っている場合にはオンラインでDRBD領域を縮小できますが、多くのユーザは内部メタデータを使っているため、オンライン縮小は現実的ではありません。したがってオフラインでの縮小が必要になります。ただし、このオフライン縮小はメタデータの操作を含む高度な方法です。ユーザーはメタデータについて熟知している事が前提になります。ユーザーズガイド記載のオフライン縮小手順もその前提で書かれていますが、DRBD領域の中にあるファイルシステムの取り扱いは詳しくないため、十分な事前知識がないまま実行すると、最悪データを失うことになりかねません。

そこで本記事では、「DRBDについて多少知っているけれど、熟知とまではいかない」ユーザ向けに、比較的安全なオフライン縮小手順をご案内します。

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crmshのスタートアップガイド

crmsh_logoPacemakerクラスタの設定と運用管理に使うcrmコマンドは、コマンドやパラメータのタブ補完機能を備えた、キャラクタベースの使いやすい管理ツールです。その最新版のバージョン2.1は、Pacemakerのリソース管理機能だけでなく、Corosyncの設定管理機能、Corosync+Pacemakerによるクラスタ自体の初期化・起動・停止などの機能も備えています。

以下のドキュメントは、crmsh開発チームのDejanならびにKristofferの承諾を得て、crmshGetting Startedを日本語に翻訳したものです。 続きを読む “crmshのスタートアップガイド”

メンテナンス時にフェールオーバさせない方法

Pacemakerで管理しているLinux-HAクラスタのメンテナンス時に、「一部のサービスを停止させるが、フェールオーバが発生しないようにしたい」、などの場合もあるかと思います。そんな時に使える機能が、メンテナンスモードです。 続きを読む “メンテナンス時にフェールオーバさせない方法”

アクティブ機のデータディスクが壊れたら遅滞なくフェイルオーバさせる方法

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DRBDでディスク故障を検出する方法

DRBDを使ったクラスタシステムは、2台のサーバに同一データが同時に保存されるため、ディスクが故障してもデータを失わないというメリットがあります (シェアードナッシングと呼びます)。もしディスクが故障してもサービスは継続可能ですが、しかしアクティブ機側のディスクが壊れたことに気づかないまま運用を続けていくわけにはいきません。

DRBDとPacemakerの設定を調整すると、アクティブ機側のディスクが故障したら自動的にフェイルオーバして管理者にメール通知するというアクションを自動化することができます。

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