DRBD 9.0.9, DRBD Utils 9.1.0がリリースされました

9月にDRBDバージョン9の最新版であるdrbd-9.0.9がリリースされました。
また、drbd-utilsのバージョン9.1.0がリリースされました。
本記事では、これらの最新バージョンの特徴や意義を紹介します。

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DRBD 9.0.8, DRBD Utils 9.0.0がリリースされました

6月1日にdrbd-utilsのバージョン9.0.0がリリースされました。また、6月20日にDRBDバージョン9の最新版であるdrbd-9.0.8がリリースされました。その他、DRBD 8.4.10、drbdmanage 0.99.5も今月リリースされています。本記事では、これらの最新バージョンの特徴や意義を紹介します。

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DRBDのon-io-errorオプションにpass-onを指定すべきではない理由

on-io-errorの3つのオプション

DRBDのon-io-errorオプションは、下位デバイスにIOエラーがあった際の挙動を制御します。
on-io-errorオプションが使用されるのは、DRBDでレプリケーションするディスクに故障があり、書き込み/読み込みエラーが発生した場合です。この時に行う処理を指定します。

指定できる値は、以下の3つです。

  • pass_on
    ノードはディスクのステータスをInconsistentにし、I/Oエラーを起こしたブロックに対応するビットマップにマークをつける。そして、リモートのノード上で入出力を再度行う。
  • call-local-io-error
    ハンドラスクリプトの”local-io-error”を呼び出して実行する。
  • detach
    低レベルデバイスを切り離して、ディスクレスモードで処理を続行する。

ユーザーズガイドにはこのように書かれていますので、どれを使っても問題ないと感じると思います。
しかし、実際にはpass_onを使用することは強く非推奨です。

pass_onはなぜ非推奨なのか

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DRBDの同期速度自動調節機能について(Part 2)

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DRBDの同期速度自動調節機能について、以前からサードウェアのサイトにて同期速度自動調整機能(8.3.9以降)の紹介の記事を公開しています。内容はDRDB開発元のLINBITブログに掲載された記事を日本語化して一部注釈をつけたものです。その後、翻訳元のLINBITブログでアップデート記事が公開されましたが、この記事の日本語化が遅れておりました。投稿内容は数年前のものではありますが、日本語による本機能の詳細な紹介記事はほとんどない状況ですので、日本語に翻訳して本ブログで公開します。


注意:これは再同期(ノードやネットワーク障害後の回復)に関してであり、レプリケーションについての記事ではありません。

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